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2008年9月

2008年9月11日 (木)

御神輿に乗ってはならない!?(その4)

 一般に「御神輿に乗る」といわれる行為を眺めてみると、それは御神輿の担ぎ棒に乗っているのであり、「御神輿」には乗ってはいないようだ。
 巨大な御神輿を組み上げるとき、てっぺんの鳳凰を納めるのに、あるいは飾り紐をかけるのに御神輿の屋根に乗るときがある。これなぞはまさに「御神輿に乗る」行為だが、一般に「御神輿に乗ってはならない!」言われるときの様子は、担ぎ棒に乗っているのであり、御神輿には乗ってはいないと思う。
 「屁理屈を言うな!」とご叱正を受け、お祭りから叩き出されそうだが、なぜこの様な「屁理屈」を言うのか、少々卑見に耳を傾けていただければ幸いである。(つづく)

2008年9月10日 (水)

御神輿に乗ってはならない!?(その3)

 本当に御神輿には乗ってはいけないのだろうか。

 日本は言論の自由が保障されていないので、むやみなことは言えないが、少なくとも、10数年前までは、「御神輿には『絶対』乗ってはならない」とまでの縛りはなかったような気がする。

 もちろん、「頭(カシラ)」と呼ばれる、御神輿渡御を実質的に仕切る責任者(祭りの主催者ではない。もちろん、主催者であるときもあるが、そうでないときもある。このとき難しい問題が起きることがある。)が「乗るな」といった場合は絶対に乗ってはならない。

 「神輿を仕切る者の指示には従うというのは担ぎ手の鉄則だ!」と、ある祭りで行き会った長老に教わったことがある。これは担ぎ手の常識であると言ってよかろう。

 7年ほど前、三社祭の宮出しを見に行った。

 知る人ぞ知るその人が輿上げを仕切っていた。

 「三基同時に上げます。」とおっしゃった後、「オイ、二之宮!下りなさい!」との指示が飛んだ。数名の若衆が、上げる前の二之宮に乗っていた。
 「下りなさい!」との指示が数回繰り返された後、乗っていたその若衆らが下りた。

 ほどなく、一本で御神輿は上がった。

 それから数年後、「棒折れ事件」(!)の翌年、いつも連合渡御で派手に御神輿に乗っている町会の御神輿に乗っているものは一人もいなかった。
 江戸っ子の潔さと心意気を実感した。

 ところが、最近の「御神輿には乗ってはならない」との指示の出所はどうも頭ではないらしい。(つづく)

2008年9月 8日 (月)

銚子白門会の例会に行ってきた。

 
 一年に一度、中央大学出身で銚子在住の者が集う。

 小生は銚子在住ではないが、在勤ということで仲間に加えて頂いた。三年前のことである。今年は、中央大学出身の落語家、三遊亭竜楽師匠の独演会が企画された。
 しかも、伝統ある銚子の老舗、大新旅館の大広間を会場としたこの独演会は広く銚子市民に無料で公開された。

20080906

 さすがに「中央大学卒業生は気前がいい」とは地元紙「大衆日報」の紹介記事である。

 生の落語は素晴らしい。

 一つ気づいたことがある。
 落語は「一人芸」と言われているが、会場で楽しんでいると、観客との「競演」という感じがする。

 大変楽しいひとときを過ごすことができた。

 竜楽師匠のサイン入りで拝受した御著書とDVDは小生の宝物となろう。

20080906_dvd505022

 帰宅後早速DVDを拝見した。
 「隅田川下り遊々」と竜楽師匠の落語二席、「片棒」、「堪忍袋」ともう一席。
 「隅田川下り遊々」は吾妻橋から東京湾に向かって、趣ある名前が付いた橋をくぐりながら、それにちなんだ町並みや落語の紹介がある。

 手ぬぐいの使い方紹介もおもしろい。

 竜楽師匠の「片棒」は素晴らしい。

 落語好きの諸氏にはおすすめである。

  (各位様へ謹言。駄文多謝m(u_u)m)

御神輿に乗ってはならない!?(その2)

 浅草の同じお祭りの町内神輿。その町内渡御の納めのとき青年部の若衆が乗った。
 観光客らしき人が「御神輿には乗っちゃいけないんじゃないの・・・」とささやく声が聞こえた。
 「御神輿には乗ってはならない!」というこの認識が全国的に、否、少なくとも、小生が遊びに行っているお祭りでは「常識」となってしまったようだ。
 おかげで、お祭りで御神輿が出ると、何処も彼処も「御神輿には乗ってはならない。」、「御神輿に乗ったらお祭りは中止!」とのアナウンスが響き渡っている。(つづく)

2008年9月 6日 (土)

御神輿に乗ってはならない!?

 「御神輿に乗ってはならない」と耳にすることが最近多くなった。
 数年前、東京は浅草のお祭りで、お神輿に10人以上の人が乗り、そのお神輿が落ち、担ぎ棒が折れるという出来事があった。
 このときから、頻繁に口の端に上るようになったようだ。
 担ぎ棒が折れたこのお祭りの後、新聞やテレビ、ラジオの報道で「御神輿には乗ってはいけません」とか、「山車は人が乗るものだがお神輿は神様が乗っているので人は乗ってはいけません」という解説がされるようになった。
 その後、「御神輿に乗ってはならない」という神輿渡御責任者(祭りの主催者ではない。)の指示があったにもかかわらず、渡御中の御神輿に人が乗ったため、この神輿に乗った人が逮捕され、翌年このお祭りで御本社の御神輿の渡御が中止になった。
 このことから、全国的に「御神輿には乗ってはならない」という認識が「常識」となったようだ。(つづく)

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